ザイザル・ジェネリックを個人輸入した話
花 ☆ 粉 ☆ 症
個人差はあれど，この季節に花粉症で泣いている人は少なくないと思います．
かくいう私もその一人で，ことしは2月下旬から症状が出始めるという，例年にない速さで焦っていました．
とりあえず，前年に残した飲み薬と，近所のドラッグストアで買った298円の目薬でやり過ごしていましたが，前年に飲み残した飲み薬の残量なんてたかが知れています．ていうか秒で切れた．
ただ，かの「アレグラ」にせよ何にせよ，市販の対花粉症用の抗アレルギー薬って結構高いんですよね．
しかも，結構な期間継続的に投与しなければならないし．
なので，女性ホルモン等を個人輸入している勢はやはりこう思うわけです．
――抗アレルギー薬も個人輸入すれば，安くならないものか．そこでまず考えたのは，‥
ザイザルの個人輸入！
上で「アレグラ」の名前を出してますが，私に合うのは「ザイザル」の方なので‥ｗ
まぁ，目的のブツはしっかりあったので，見事安くなりました．たすかったｗ
ザイザル・ジェネリック クレブロス 5mg
日本だと市販はされていない「ザイザル」ですが，そのジェネリックが個人輸入であっさり手に入りました．
1箱20錠，ザイザルは1日1錠服薬なので20日分，これで約1500円，私は余裕を見て3箱(2か月分)買ったので，セット価格で割り引かれて約3200円．
国内のドラッグストアで「アレグラ」等を買うよりはずいぶん安く済むのではないかと思います*1．
病院と比較すると？？
病院で花粉症の診察を受けて，薬の処方を受ける金額を忘れました！
なにせ1年前なので💦
ただ，私の目的のブツは約3200円だったので，個人輸入してしまう方が安かったんじゃないかなぁ．
それに，病院って，この時期は同じ症状の人で混んでるし，あまり好きじゃないんですよね．
ということで，今回も個人輸入に頼る私でした．
*1:それに先に書いた通り，私にはザイザルの方が合っている
女性ホルモン等体験体感記(5；エストラジオール系経口薬)
つづき
その後，SRSまで私は基本的には注射，都合でラグができるときはクリマラ100による経皮摂取という方法で女性ホルモンを摂取していました．
そしてこれはSRS後，またも注射のタイミングにラグを作ってしまった私が試しに選んでみた女性ホルモン剤になります．
したがって，以前までと状況が違う状態での体験体感記となります．その旨ご了承くださいませ．
エストラジオール系経口薬
私が女性ホルモンの経口摂取をメインにしていたころにはこの種の女性ホルモン剤は存在せず，2年ほど経ってSRS後，改めてショップサイトを探していたら見つけたのですけど，この種の薬が*1国内で買えるようになったのは比較的最近なのかな？
プロギノバ
有効成分は吉草酸エストラジオール2mg．
使用量の目安は，‥ごめんなさい，説明書を亡失したので，次回購入時に加筆します．
ただ，効果のほどは「結合型エストロゲン製剤以上，エチニルエストラジオール系製剤未満」という風に聞いています．
ただ，先にも書いた通り，私がこれを使い始めたのはSRS後になるので，当初は一般女性の目安，すなわち，
更年期障害の治療は、通常、エストラジオールとして1日1mg（0.5錠）で開始し、必要に応じてエストラジオールとして1日2mg（1錠）に増量する。
に一応倣っていました．最終的に1日朝夕1錠づつに増量してしまいましたが．
で，肝心の効果のほどですが，‥こちらもごめんなさい，同時期に鬱を発症してしまい，その症状がこれの副作用と似た感じだったので，公正な評価が正直できません‥．
もちろん，「女性ホルモンの補給」という第一義は果たしてくれたと思うのですが，‥申し訳ないです．
エストロフェム28
面白い形のケースに入った薬ですね．こちらも有効成分は吉草酸エストラジオール2mg．
ただ，有効成分・価格等を考えると上の「プロギノバ」に軍配が上がってしまうのが難でしょうか．
シクロプロギノバ
輪投げチョコみたいな形をした薬ですね．
白の部分が吉草酸エストラジオール2mg，茶色の部分がエストラジオール吉草酸エステル2mg・ノルゲストレル0.5mg．
えっと，実はこれ，使ったことがありません．
というのも，有効成分の都合上，上のプロギノバでたぶん充分なのではないか――というか，完全に純女さん用の薬じゃないかなぁ，これ．
所感
すみません，これについてはSRS後で不安定な状態にあるということに加え，鬱の発症で正直正当な評価ができません．
後に気が向いたころ・鬱が良化してきたら改めて使用してみようと思います．
つづく
新たな夜明け2🌄
不眠自体は忌まわしいものですが，朝の太陽は綺麗ですよね
(以下BGMは，前回に続きFate/stay nightより「新たな夜明け」でお送りします．)
まだ暗いながら，明るくなってきた東の空．
夜の蒼と朝の紅のまじる時間．
そして，日が昇るとき．
日が昇るとき(2)．お日様まんまる．
中央道のナトリウム・ランプのあいだをのぼるお日様．
グラデーション・スカイ(雲付き)
おまけ
すずめさんとﾈｺﾁｬﾝ．
新たな夜明け🌄
日頃の不眠の成果を存分に発揮してしまうと，朝まで寝つけないことがめずらしくありません．
そういう時は諦めて，外に写真を撮りに出て行ったりしています．
(以下BGMは，Fate/stay nightより「新たな夜明け」でお送りします――そこまで爽やかな気分では最近全然ないけどｗ)
みかづきの残る空
あけゆく空と，中央高速道
日が昇るとき
金色の野
水面のようにも見える，朝日と雲
新ブログ設立のお知らせ
このブログのアクセスログをちょっと見てみたら，「女性ホルモンを男の体に放り込んだらどうなるか」的人体実験に皆やたら興味があるようですね．皆，この手のネタ好きだな*1‥！
が，既に手術後MtFの私にとって，その手のネタはもうあまり触れる機会がないのですよ．
さらに，最近はお仕事の関連でMS-Officeネタがやたら増え気味な気配だし，個人的にはむしろそちらに注力したいし．
ということで，このブログのネタのうち，MS-Office関連のネタのみをまとめたoffice.notes@misora05を新たに設立しました．
ってことで，こちらもよろしくねー！
なお，このページは後に「もくじ」ページに化ける予定です．
*1:真剣な用途で探してる人もおられるであろうことは承知しています
女性ホルモン等体験体感記(4；経皮摂取)
つづき
「女性ホルモン剤の経口摂取は身体への負担が大きい」ときき，さすがにエチニルエストラジオール系製剤の副作用が心配になってきた私ですが，経皮摂取という方法もあると知り，試してみることにしました．
経皮摂取
塗り薬やパッチなどで皮膚から女性ホルモンを吸収させます．
服用後に一度肝臓を通るプロセスを経ない分，経口摂取よりも身体‥というより肝臓への負担は軽いようです．
クリマラ100・クリマラ50
シールのようにぺったり張って，そこから女性ホルモンを吸収させる，パッチ薬．
エストラジオール7.6mgのクリマラ100(左)と，エストラジオール3.8mgのクリマラ50(右)の2種類があります．
私が使ったのはもちろん(？)クリマラ100でした．
このパッチを下腹部や臀部に1週間貼り続けて使用します．簡単にはがれそうですが，意外とはがれません．
本来の指示は「1週間使用したら1週間休薬」ですが，これは女性ホルモンの生成能力がある人――純女さん――向けの説明と判断し，MtFな私はその後，普通に交換のサイクルで使用していました．
これ，結構使いやすいです．なにせ1度貼ったら1週間剥がれないように放っておくだけなので，「飲み忘れ」などといった，経口摂取でありがちな凡ミスとは無縁ですし，コスト的にもそこまで高価ではないですし．
ただ，問題点がないわけではなく，以下2点は気になりました．
- 個人差はあるらしいが，貼ってる場所がかぶれる．
私はかぶれたクチです． - 季節体質にもよるが，汗を流したり身体を激しく動かすと，やっぱはがれることはある．
とはいえ，これらの問題点を圧してでも使う価値は充分ある逸品だと思います．
むしろ，最大の問題点は「在庫切れ」かもしれません．
いまショップサイトで見ると，やたら在庫切れを起こしているんですよね，これ．
オエストロジェル
こっちは塗り薬ですね．成分は17β-エストラジオール 60mg．
「"17β"って何？」って気になったので調べたのですが，↓らしいです(→参考)．
使用方法については下記の通り
1日1回、適量を朝または夕方の毎日同じ時間に使用し、外腕・肩またはももの内側等に幅広く塗り（胸部・性器の周りには塗布しないでください）、その後塗布部分を乾燥させてください。
えっと，実はこれ，使ったことがありません．
ただ，SRS後に婦人科などに行くと，これかプレマリンを真っ先に，注射よりも先に勧められているんですよね，今のところ．
それだけみても，充分定評ある女性ホルモン剤なのではないかと思います．
こんど非常時用に婦人科で貰っておこうかと思います．
所感
経口摂取と比べても経皮摂取は比較的安全性が高いのがその魅力ではないでしょうか？
また，一日に複数回服用が必要な経口摂取と比べても，
- 貼ったら1週間放置でよい．
- 1日1回の塗布．
のように，管理も楽なのも魅力でしょう．
私も，注射に切り替える直前，または注射にラグができてしまったときは主に「クリマラ」のお世話になってました．
つづく
女性ホルモン等体験体感記(3；エチニルエストラジオール系製剤)
つづき
「結合型エストロゲン製剤 ＋ 抗男性ホルモン剤」では「女性化」は促進されないと，というか結合型エストロゲン製剤が「弱い」と判断した私は，前者をエチニルエストラジオール系製剤に切り替えました．
エチニルエストラジオール系製剤
女性ホルモン剤の中でも最も「強力」な効果を持つのがこのエチニルエストラジオール系製剤‥らしいです．
また，抗男性ホルモン作用もあるとのことらしく，「プロセキソール」(エチニルエストラジオール0.5mg)は前立腺がんの治療にも使われていたりしますね．
リノラル
私が使ったのは，名前の響きが可愛い気がするこの「リノラル(エチニルエストラジオール0.05mg)」でした‥が，今は取り扱いがないようですね．
ちなみに，私のPCは毎回「梨乃らる」と変換してくれてました．なんか可愛いｗ
エチニラ
現行品はこのエチニラのようですね．こちらもエチニルエストラジオール0.05mg．
意外と安価なのですが，簡単に「飲みすぎ」になる・飲みすぎた場合の副作用が重大なので気をつけようね！私は先生に怒られたから！💦
上で名前が出ていた「プロセキソール」は？
こいつは1錠でエチニラ10錠分とかいう凶器なので，「女性化」に際しては考慮しなくていいと思う．手に入らないし．
所感
何度か書いた通り，エチニルエストラジオール系製剤の効果は強力ではあるのですが，そのぶん副作用にも気をつけなければならないようですし，容易に「飲みすぎ」になる感あります．
私のかかっていたジェンクリのドクター曰く「エチニルエストラジオール系はお勧めしない」とのことでしたし．
なお，私は最大で1日5錠を服用していましたが，これは「飲みすぎ」っぽいです．抗男性ホルモン剤との併用もきつかったのかもしれませんが‥．
そうそう，さっきから「副作用」って書いてますが，まず気をつけなければならないのは「血栓症」ですね．
血液検査で，D-ダイマーという値が高く出るとこの懸念があるそうなのですが，私は初めてジェンクリにかかったとき，すでにこの値が危険水準に到達しており，即座に「服薬中止」を命じられました💦
つづく
