女性ホルモン等体験体感記(2;抗男性ホルモン剤)
前回からのつづき.
結合型エストロゲン製剤のみでは物足りなく感じた私が次に手を出したのは,抗男性ホルモン剤でした.
抗男性ホルモン剤
これは文字通り「女性化」は促さないものの,「非男性化」という意味では非常に強力な効果を発揮してくれました.
なので, これと適当な女性ホルモン剤を組み合わせるのが,性別移行の初期にあたってはかなり「効果的」なのではないかと思います.
シテロン
ということで飲み始めたのがこれでした.有効成分は酢酸シプロテロン50mg.
私のときは紫ラインの箱じゃなくて青色ラインの箱だった気もします.
本来の投与量は,説明書によれば2T/dayだったようなんですが,服用中に「どう考えても多すぎ」感が身体でわかったので,1T/dayに減量した経緯があったりします*1.
それに身も蓋もないこと言うと,下の「アンドロクール」程ではないのですが,結構高いんですよね,この薬.
アンドロクール
上でぽっと名前を出したこのアンドロクール・別名「アンドロキュア」.有効成分はシテロンと同じく酢酸シプロテロン50mgらしいですね.
これ,お値段がかなりふるってて,ひと箱50錠で約¥5500なんですよねw
なので,使っていたのはもっぱら上の「シテロン」でした.有効成分自体は一緒ですしね.
アンドロキュアージェネリック
これ,「男性ホルモン」のカテゴリに置いてあって,存在自体に気づいてませんでしたw
まぁ,名前からして上の「アンドロクール」のジェネリックですね.有効成分も酢酸シプロテロン50mg.
実はこれ,値段も「シテロン」と全く同じなので,まぁ好きな方を使えばいいんじゃないかと思います.
所感
抗男性ホルモン剤,重篤な副作用の報告もあるらしいし,扱い自体はかなり面倒な薬だと思います.
安い方の「シテロン」であっても,値段も到底「お手頃」ではないですし.
ただ,性別移行の初期に,「非男性化」を強力に押し進めてくれたのは,間違いなくこれだと思います.
その効果たるや,飲み始めてすぐにあのしつこい「男の性欲」が失せ,1週間たたずに精液が「変質」し始めるほどでした.
なので,私個人の意見としては「これと女性ホルモンを適当に組み合わせて飲むのが,性別移行の初期にはかなり効果的.ただし,飲みすぎには気をつけろ!」ですね.
そうそう,この薬はあくまで「非男性化」がメインなので,ある程度「女性化」が進んだら打ち切っちゃっていいと思います.お財布にも優しくないですしね,この薬.
つづく
*1:そして事実,それで充分だった.