ある日のわたしの日記

misora05のブログ本館.ネタは乱雑.

女性ホルモン剤を変えたら胸が増えた話

自分でいうのもアレですが,私の胸は「ぺったんこ」です.
「肉を寄せて谷間を作る」という技法もあるらしいのですが,そもそも余計なお肉がついてないので寄せる肉すらありません.

総じて全体的に肉付きが悪すぎるのです.

ところが,服用するホルモン剤を変えたらこの胸がいささかなりとも大きくなったので,うれしさのあまり書きますw

オブラルG(OvralG)

使ってみたのは,「プラノバール」という中容量ピルのジェネリック,「オブラルG(OvralG)」.

エチニルエストラジオール(卵胞ホルモン)0.05mg*1に加え,黄体ホルモンのノルゲストレル0.5mgを含有している,結構強力な女性ホルモン剤です.

これを数か月にわたって服用していたら,以前よりも胸のサイズが一回りは大きくなったような感があります.

このピル,MtFの中でも使用者があまり見られないのですが,何ででしょうね?成分的にもコスパは充分悪くないと思うのですが‥

*1:これは,かの「リノラル」「エチニラ」と同量.

日原古道再訪(20190505-4)

日原古道(終盤戦)

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日原古道の最後の部分は,このように点線道路が復活しています.

まぁ,実際にはどこにも道なんてないんですけどね!!どうも土砂崩れか何かに巻き込まれて,道は消滅してしまったようです.

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ただ,代わりにこのような立派な橋台があり,どうもかつては日原川北岸側にここで渡っていた形跡があるようなのです.現在の地形図では何も記載はありませんが.
ということで,突撃.

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えぇもちろん川に突っ込みましたよw
ただ,その価値は充分にありました.

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平場がある!石垣もある!やっぱりここには道があったんだ!

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上を見ると,日原トンネルの旧道~旧旧道が.

ところで,この道が何かというと正直よくわからなかったのですが,ルート的には「日原古道よりは新しく,現在の道(日原トンネル)の旧旧道の1世代前」あたりが考えやすいのかなと思います.まぁ素人の推測です.

しかし,この発見をしたのはいいのですが,日原トンネルの旧道・旧旧道およびその真下ということは,日原トンネルの真上にある大崩壊に巻き込まれてるのが確実なんですよね.
今回の探索も,おそらくそこで終了なのではないかと想像はしていました.

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日原トンネルの旧道・旧旧道を巻き込む大崩壊が見えてきました‥

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無理かな,これは.
強引に突破も出来なくはない気がするんですが,巨大な雨裂が行く手を遮っていて,ミスったときのリスクが高すぎる(日原川まで崖を落ちる・死ねる)&路盤への復帰の難易度が高すぎるんです.

ただし,この崖の上方には日原トンネルの旧道・旧旧道があるのは既に分かっています.よって,このルートを撤退に使うことにしました.
ということで,‥

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登れ!登れ!ひたすら崖を登れ!!

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ふぁいとー!いっぱーつ!

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日原トンネルの旧道を抜けて,現道を通って日原集落にゴール!
安全な場所にようやくたどり着きました‥.

まとめ

今回の探索では2つ,やり残しができました.
一つ目は途中で見つけた索道跡の探索.
二つ目は日原トンネル旧旧道の下の道が結局どこに繋がっているかの探索.

これは今後の課題ですね.

日原古道再訪(20190505-3)

日原古道(中盤・地形図にない部分)

日原古道中盤,導入部分
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地形図上の日原古道は先の広場のところで終わりに見えますが,「日原古道」という名前の通り,実際の道は日原まで続きます.

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その入り口がここになります.急に物々しい雰囲気になってきた感がありますね.

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実際,ここから先のほとんどの箇所で,道全体が埋もれ・崖側に傾斜していたほか,‥

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ひどい場所ではこのように路盤全体が落ちてなくなっているなど,今までとは難易度が段違いに高くなってきます.

また,道自体が日原川の崖沿いに沿ってかなり高くなっており,うっかり路盤を踏み外した場合の「死」が容易に想像できるのも嫌なポイントかもしれません.
私は以前来ていたこともあってあっさり歩いて行ってしまいましたが,まぁこれは「お姉ちゃんでは無理」と言われるのも納得です.

崖際の道と大崩壊
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道の行く先が白く明るくなってきました.これは基本的に嫌な予感しかしない状態ですが,実際,日原古道のうち,おそらくもっとも危険度が高いのがこのエリアになります.

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駒留の外は落ちたら日原川の谷底に真っ逆さまに落ちるだけの崖です.一応,落ちても怪我の心配だけはしなくていいと思われます.

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ここで駒留から崖下を覗き込んで撮影.写真だと高さが感じづらいのですが,谷底までは相当な高さがあります.
そして谷底に落ちている橋.いつかはあの橋まで到達したいなぁ.

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路肩が草で覆い隠されてる場所もあり,意外と「高さ」は感じづらいこともあるのですが,路肩には寄らないよう法面の崖にべったり張り付いて進みます.

やがて,路盤がどんどん狭まっていき,木々の生える場所もなくなり,対岸の鉱山がよく見えるようになってきました.

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絶景.さて,この状態になったということは,‥

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私の進む道も崩壊を起こしてこうなります.「ここを行くなんて正気か?」とは言われますが,‥

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突破.まぁ「本来」論でいうなら,こんな場面に出くわしたらさっさと撤退するのが吉ではあるとは思います.

崖路の続き
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先ほどの大崩壊を突破すると,このように打って変わって平穏な道に戻ります.
初回の日原古道訪問の際も,この道のこの光景が目の端に映ったので,先ほどの大崩壊を強引に突破したとかそんな経緯があったりします.

ここから先,日原古道はどんどん高度を下げ,日原川の川床に近付いていきます.

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まぁ,まだこのように気の抜けない崩壊はあるのですが,先ほどの大崩壊以前より難易度はぐっと下がったと言っていいでしょう.

やがて日原古道は杉林の中を通過することになるのですが,ここで想定外の出来事が.

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この杉林の中の道,大雨か雪の影響か,ひどく荒れ果てていました.
「落ちたら死ぬ」というような緊迫感はないのですけど,脚に傷を負うことだけは避けることができず,この区間で脚が傷だらけになってしまいました‥.

以前は結構写真を撮りながらすたすた歩いた区間ですが,今回はさすがにそうもできず,折れた杉の木や枝を避けながら苦しみながらの行軍と相成りました.

この杉林を抜けると,日原古道は沢をまたぎ,日原古道の地形図にない区間は終了します.

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ちなみにこの沢の上流側を見ると,こんな素敵な連瀑?になっていたりします.この景色も好きですね.

日原古道再訪(20190505-2)

道の終わり

地図上の道の終わりが近づいてきました.

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この道の終わりは広場のようになっており,今までと違って多くの人工物・古い人工物が散見されます.
すなわち,上のような景色が見えてきたらそれは「道の終わり」が近づいてきたことを意味します.
(古いコンクリートの台座のようなものが見えるのがわかるでしょうか‥?)

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このコンクリートの台座と太いワイヤ(参考:私の足),昔はその正体がよくわかりませんでしたが,‥

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この太さと大きく谷をまたいでいる点,もしかしたら古い索道の跡なのかもしれません.
こと3枚目の写真・山側にワイヤが張られているの,前回の探索では全く気付かなかったんですよね.
今回は時間不足で果たせなかったのですが,次回の探索ではこのワイヤを山側に辿ってみるのを一つの目標にしたいと思っています.

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そしてこれが道の終わりの広場.この景色,日原古道の中でも私のお気に入りの景色の一つです.
なおここは,かつて対岸の鉱山で何らかの用途で使われていたものの跡ではないかと思われます.残存している遺構などもそういったものばかりですし.

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たとえば,地形図上だとここには神社があることになっているんですよね.
実際にはこのような無残な姿となり果てていますが‥.

吊り橋

地形図上,この広場から対岸の鉱山には橋が架かっていることとなっています.

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実際,このような大きな主塔はそびえ立っているのですが,何か違和感のある景色ですよね.近づいてみましょう.

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見ての通り,すべて桁が落とされて渡れなくなっています.
それにしても,何度見ても不思議な光景です.RPGだと「見えない床」がある場所ですよね,これ.

この吊り橋は後に別の角度から見ることができるのですが,

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写真の右下1/3ほどのところに,この吊り橋の主塔が映っているのがわかりますでしょうか?
この吊り橋,決して小さな吊り橋ではない,むしろかなり大きな吊り橋なのですが,架かっている渓谷と背景の鉱山があまりに雄大すぎます.

ちなみに,現在都下で最も高い橋が,この対岸の都道204号線・日原鍾乳洞線に架かる「倉沢橋」なのですが,現役時代のこの橋はそれをさらに凌駕していたのではないかと思います.
それも吊り橋で!現役時代に本当渡ってみたかった!

個人的に日原古道での最もお気に入りの箇所の一つがこの吊り橋です.到達難易度は決して低いわけではないのですが,「鬼難しい」というわけでもないですし(同行者は常に募集しておりますw).

日原古道再訪(20190505-1)

白妙橋~日原古道入口

白妙橋を渡って今回の日原古道探索がスタートしました.
白妙橋からは日原工業曵鉄線の橋が非常に美しく見えます.

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白妙橋を渡るとすぐに,小さな素掘りの隧道があるのですが,その直前.

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ちょっと見づらいのですが,以前にはなかった大崩壊が.地盤ごとごっそり落ちてますね‥.
一歩間違えれば隧道ごと埋まっていたため,今回の探索はいきなりここで"The End"だったのですが,崩壊の方向がずれていたのでセーフ.
ただ,これは後から考えると,日原古道の「今後」を暗示していたのではないかという気もしました.

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なかなか雰囲気のいい素掘り隧道.

ここからしばらく,撮ってもあまり面白みのない杉林や,あまり撮るのも憚られる集落内を抜けていくため,撮影はしばらく行いませんでした.仕方がないね.

なお,これはよくあることなのですが(…)集落内で「お姉ちゃんにあの道は無理だからやめとき?」と諭されるなどしてました.確かに私,あまりアウトドア活動を行うようには見えないらしいですし,こればっかりは仕方ない.

日原古道(序盤戦・地図に掲示のある区間)

そしてここが日原古道の本格的な廃道部分の入口となります

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地図でいうと,赤丸の分岐の部分で,北を向いて撮影したものですね.

日原古道,序盤からいきなりいい感じの廃道風景を見せてくれます.

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よく見ると,法面が微妙にオーバーハング気味の箇所もありますね.
落石がゴロゴロ落ちてますが,私の見ていた範囲で目の前などに落下してきたり,落下音などが響いてきたこともないですし,直撃を喰らう可能性は皆無ではないでしょうが,そう高いものでもないでしょう.

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やがて道は杉林の中へ.この道,まだ一部なりとも林業作業用にも使われていたりするのでしょうか‥?

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オーバーハング気味な法面と駒留.こういう風景が大好きなのは私だけでしょうか.

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埋まった路盤.人の足だと踏破するのも「ちょろい」のですが,車はこれ以降どうあがいても無理ですね.
既に結構高さもありますし,チャリ同伴もやりたくはないですw

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ひときわ立派な法面の広場みたいな場所.直前の崩壊さえなければ,車が停まっていてもおかしくないような場所です.
ここからは東京電力の鉄塔に続く,地図にない小さな道が分岐しています.その意味でいえば,ここはまだ現役の道――巡視路なのかもしれないですね.

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先の広場を過ぎると道は再び荒れてきますが,問題なく歩ける範囲ではあります――一部の崩壊を除けば,ですが.

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日原古道沿いにある最後の東京電力の鉄塔を過ぎると急に道が荒れ果ててきたように見えますが,これは見掛け倒しです.騙されないようにしましょう.

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蔦に絡まって宙ぶらりんになっている,折れた杉.

日原古道再訪(20190505-0)

カメラの性能が上がったので,以前訪問した 日原古道を再訪してきました.
「再訪」とお手軽に言えるような場所ではない,何度行っても怖い場所なんですが,全くの未知の場所ではないぶん安心感がありますね.


さて,まずは地図をば.

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この,「大沢」という集落から出て,日原川の西側を奥多摩工業曵鉄線(地下区間)に沿って進み,その後,日原川の南を通り,日原集落の付近で川を渡って日原集落に至る小径が「日原古道」のようです.
途中一部,地形図からも抹消されている区間がありますが,道自体は残存しています.

基本的には以前とさほど変わりがないのですが,地形図上では2点ほど変化がありました.

まず,奥多摩工業曵鉄線に沿って進む区間が点線表記から実線表記に格上げされています――と言っても,この場所の以前の状態を考えると,「実際の道路の状況が良くなった」とは全く思えないのですが.
せいぜい,単なる「表記の変更」といったところでしょう.

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次いでもう一点.青丸で囲った部分が地形図に追加されていました.(赤丸が日原古道への分岐.)
これは,「白妙橋」という吊り橋で日原川を渡り,「小菅」集落に至る小径なのですが,以前はこの道が日原古道に繋がっていると察することができず,「大沢」集落から大回りして上っていくこととなったのでした.

「白妙橋」にはバス停もありますし,ここから「小菅」に至る道も結構風情がありますし,今回はこの道から日原古道探索を行うこととしましょう.


ということで,行ってきます(白妙橋).

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あれから1年

タイ現地時間で去年の今頃,私は性別適合手術を受けていました.

それから1年.
性別を無事変えたのに,その後から鬱状態が続いて本調子ではないまま今に至ります.


せっかく女になったんだから,私はそれを愉しみたい.
今までの人生を取り返すだけ愉しみたい.
誰にも邪魔されたくないし,
「女だから」に縛られたくないし,
「女だから」という理由でちょっかいをかけられたくない.

これが私の願いです.
この願い,いつか必ず叶えてみせる.