鉄の神殿
令和元年台風19号を覚えていますか?
2019年10月12日~13日に首都圏を通過、私の住んでいる立川・日野地域にも大きな打撃を与えた台風です。
さて、なぜ今更こんな話をしたのかというと、この台風に際して、立川・日野の境に建っている日野橋は、橋桁がひん曲がり、工事関係者に聞いたところ「いつ落橋してもおかしくはない」と言われるほどの大きなダメージを負い、長期間通行止めとなっていました。
その後、日野橋は復旧されたのですが、寄る年波には勝てなかったのか*1、橋自体が建て替えと決まったようです。
そのため、仮設橋の橋脚がいま多摩川にそびえ立っているのですが、なかなか工事が進捗しないため、「これはチャンス!」とばかりに撮影に入ってしまったのです。
―—せっかくだから、俺は写真は公開するぜ!
やはりというか、この酸化が進んだ鉄の巨大な構造物の存在感には圧倒されますね。
あと、内部は円柱状の柱が並ぶ中に光が差し込み、一種の「神殿」の趣すらあります。
普段なかなか入れないため、思い切って入ってしまいましたが、この工事はいつ再開するのでしょうか。
*1:古い。隣接する立日橋と比較しても明確に古い。