MtGアリーナ「終局の始まり」イベント!(続き)
前回に引き続き,MtGアリーナの『灯争大戦』クロニクル第4週・「終局の始まり」イベントの感想.
前回も書きましたが,今回は「以下の『溢れるカウンター』紋章を各自保有した状態でゲームを行う」という特別ルールでの対戦となります.
あなたの終了ステップの開始時に,あなたがコントロールしていて+1/+1カウンターが置かれている各クリーチャーの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個,あなたがコントロールしている各プレインズウォーカーの上に忠誠カウンターをそれぞれ1個,それぞれ置く.あなたが+1/+1カウンターが置かれているクリーチャーをコントロールしておらず,あなたがプレインズウォーカーもコントロールしていないなら,動員1を行う.
このイベントの雑感続き.
緑 + 他1色 という構成が無難
元々緑は+1/+1カウンターを置いたりするのが得意な色ですからね.
いざとなったら自力で増殖もできますし,まぁ無難な選択肢です.
実際,対戦相手も緑絡みのデッキであることが結構多かったです.
緑 + 白
この色の組み合わせとは結構当たりますね.私の使用しているのもこのタイプです.
このタイプは《奉謝の亡霊》を使えるほか,+1/+1カウンターを撒くタイプの強化,たとえば《寛大なる者、アジャニ》を使えるなど,割と直感的に手に取りやすいと思います.
緑 + 青
一番よく当たるのがこのタイプですね.
イクサラン・ブロックのマーフォーク,ラヴニカのシミックなど,+1/+1カウンターの扱いに長けた構成を非常にとりやすく,かなり安定的な攻めができるんじゃないかと思います.あと,《シミックの隆盛》で角度を変えて攻めてきたりとかもしてきますね*1.
弱点としては除去が細いことでしょうか.色構成上仕方ないのですが.
ただし,今回のルールでの対戦は青お得意のバウンスがかなり強力な除去になるので,嫌なタイミングで喰らうと涙目になります.
緑 + 赤
上2つの色の組み合わせと比べるとあまり見ないですが,グルールの暴動を使って攻めてくる相手もいました.
ただ,巨大なクリーチャーが乱舞しやすい今回のルールでの対戦では,赤があまり除去として強くない印象があります.
黒とは.
黒って何でしたっけ?と思うほど黒とは当たりません.もともと+1/+1カウンターの扱いが得意ではない色だからかな.
ただし,動員で生成される軍団トークンを強化してくるタイプ,たとえば《戦慄衆の侵略》を使ったタイプはいますし,地味に厄介ですね.
こと,接死を持った軍団トークンに睨まれるとかなり嫌な気分になること間違いなしですw
意外なほど非緑のプレインズウォーカーは使われない.
これは意外でした.テフェリーをはじめとした強力なプレインズウォーカーを使用したがる人は絶対いると思ったのですが,大型クリーチャーが跋扈しやすい今回のイベントバトルではあまり強くないと判断されたのかな.
ただし,緑系のプレインズウォーカーはよく出没します.《世界を揺るがす者、ニッサ》とか,《ビビアン・リード》とか.
こと,「マナがよく出るようになる&+1/+1カウンターを置かれた中型クリーチャーを生成する」という《世界を揺るがす者、ニッサ》は今回のイベントでは本当厄介です.持ってたら使いたかった.
全体除去は喰らうと厄介.
当たり前っちゃ当たり前なのですがw
今回のイベントバトルは割とクリーチャー戦前提のところがあるので,全体除去は結構意表を衝かれます.
今回はこんなところで.
*1:敗北経験あり‥.