日原古道再訪(20190505-0)
カメラの性能が上がったので,以前訪問した 日原古道を再訪してきました.
「再訪」とお手軽に言えるような場所ではない,何度行っても怖い場所なんですが,全くの未知の場所ではないぶん安心感がありますね.
さて,まずは地図をば.
この,「大沢」という集落から出て,日原川の西側を奥多摩工業曵鉄線(地下区間)に沿って進み,その後,日原川の南を通り,日原集落の付近で川を渡って日原集落に至る小径が「日原古道」のようです.
途中一部,地形図からも抹消されている区間がありますが,道自体は残存しています.
基本的には以前とさほど変わりがないのですが,地形図上では2点ほど変化がありました.
まず,奥多摩工業曵鉄線に沿って進む区間が点線表記から実線表記に格上げされています――と言っても,この場所の以前の状態を考えると,「実際の道路の状況が良くなった」とは全く思えないのですが.
せいぜい,単なる「表記の変更」といったところでしょう.
次いでもう一点.青丸で囲った部分が地形図に追加されていました.(赤丸が日原古道への分岐.)
これは,「白妙橋」という吊り橋で日原川を渡り,「小菅」集落に至る小径なのですが,以前はこの道が日原古道に繋がっていると察することができず,「大沢」集落から大回りして上っていくこととなったのでした.
「白妙橋」にはバス停もありますし,ここから「小菅」に至る道も結構風情がありますし,今回はこの道から日原古道探索を行うこととしましょう.
ということで,行ってきます(白妙橋).