ある日のわたしの日記

misora05のブログ本館.ネタは乱雑.

現状報告

いつもの現状報告とホル注受けてきました.


  • 「会社での面談*1の結果,1フロア下の女子トイレを,カミングアウトなしで使うことになった.」
    • 別部署の人員が次々増員されていることを考慮すると,私が男子トイレにいるのはやはり問題だということになったらしいです.
      たしかに彼らと複数回トラブりかけてますし,別フロアに応援に出たときは「なんで(私)さんが男子トイレにいるんですか?!」って食って掛かった人がいたらしい上,面談にあたった当人もトイレで鉢合わせたとき「驚いた」と述べていましたし.こうなった以上仕方ないのかな.
    • なお,1フロア下という対応になったのは,当の私が「昔の私を知っている人がいる中で女子トイレは使えない」と強く言ったため.当事者としては珍しいかも.
    • ノンカムってのは,そもそも別会社も入ってて話のしようがないということ,話したら却ってよくない(拒否でもされたら困る)という事情によるようです.
    • 先生の反応は「それでよいと思います(ようやくですか)」っていう具合.まぁ,たしかに頑固になってたところはある.
  • 「ただ,ノンカムってこともあり,『バレたらどうなるのか』とか思うと正直怖い.会社の女子トイレに『不審者が出た』って騒ぎが最近起きたばかりですし.」
    • 「別拠点にヘルプに出てもらうこともあるかもしれない」と当面談で言われたこと,および,別会社も入ってるフロアの設備をノンカムで使っちゃっていい,とされたことからみるに,そうそうバレないとは思われたのでしょうが,不安なものは不安です.
      実質,「絶対バレないようにしろ,バレたらうまく取り繕え」ですからねぇ.
    • 先生曰く「いや,大丈夫でしょう」とのことらしいのですが.
      まぁ,プライベートではすでに女子トイレの使用に切り替えているので「何を今更」なのかもしれません.
    • なお,「不審者」云々の件は,当初「トイレ」としか伝わっていなかったせいもあり,「男子トイレにいた私が不審者扱いされた」とかなり多くの人が思ったらしいです.ひでぇw

ということでまぁ,メンタル的な意味で結構疲れてます.
神経削れるわ,これ.

なお,次回は血液検査だったのですが,給料日前にぶつかってしまったため次々回に繰り下げてもらいました.すみません.

*1:定期的に全員が受ける.私の事情は関係ない.

ジェンクリです!

天気は不安定でしたが,ジェンクリです.


恒例の現状報告です.

  • 「二つ目の仕事は去年9月末に始めたけど,惜しいことしたかも.もうちょい遅らせたら女採用の可能性もあったわけだし.」
    • まぁ正直,ここまですんなり女の見た目に持って行けるとは思っていなかったので,嬉しい誤算ともいうべきか.
    • 二つ目の仕事については,こと健康上・体力的な問題から,「そもそも必要なのか?」 とも言われましたが,現在性別移行に伴い慢性的に金欠であること・一つ目の仕事のバックアップ,など考えるとキープしといていいかなと.
      いざとなったらそっちを女として働くって手もあるし,選択肢を増やしておくに越したことはないでしょう.
  • 「東京に来ていた母と会ってきた.母が言うには『手術にかかる負担が大きいのは承知だが,性別まで変えてしまったほうが不便が少ないのではないか』とのことらしい.」
    • 一応母の話をすると,「元々興味関心があったが,身内に当事者がいる状態になってしまったため,改めて詳しく調べてみた.このため,やたら理解がいいうえに正確」という状態.
    • とりあえず,家族の多くが元々「性別」ってのに大してこだわりがない,むしろ性別でいちいち取り扱いを必要以上に変えることは嫌っている.したがって性別を変えることにも抵抗がさっぱりない,ってのを伝えておきました.
  • 「実はいま着てる服,去年の今頃すなわち男時代と大差がないw」
    • といっても,もともと中性寄りの服装を好んでいたんですけどね.単にそれが変わってないってだけで.
      まぁこのため,待合室にいるMtの中では妙に「男っぽい」服装だったりします.スカートも苦手だし.
    • ただそれでも「充分に女に見えますね」とのこと.考えてみれば,現状の身体で薄着軽装だとかえって男度下がるところもあるかな.体型とか男のそれから離れちゃったし.

いじょ.

悩み事相談的な

ジェンクリ行きました.暑すぎて死にそう.


恒例の状況報告はこんな具合.

  • 「周囲の反応を伺う限り,見た目はある程度以上には女で通る状況に持って行ったにもかかわらず,自分が女だとはやはりどうしても思えない.こと,会社でのそれがひどい.」
    「怪訝な目で見られ,周囲の男性を驚かせたり不快な思いをさせたりと,会社の男性用設備を使うのは正直申し訳ない.だが,女性用設備も,女性陣が『問題ない』というにもかかわらず,当の自分が『違う』と思ってしまい,使えないでいる.」
    • 一応,会社以外では矯正した.ただ,会社では以前の私を知られているからなぁ‥.
      周囲が「問題ない」って言っても私が躊躇してしまう.
    • 性別移行の開始に伴い一番懸念してたことがこれだったので,想像通りだったともいう.
    • 先生のほうの反応も「女子用への移行を考えていいのでは」だったので,たぶん私が一人で怯えてるんだろうけど‥.
  • 「なので,周囲が女性用設備の使用を勧め,当事者の私がそれをブロックする格好になってる.ふつう逆に思えるし,正直これって珍しいような‥」
    • やはりというか,珍しいパターンのようです.
    • でも,「女だ」って自信もって思えないんだよ本当.

とはいえ私は結局X:無性だしなぁ.
きついです,色々.自分の性別に自信持ちたい.

全身脱毛(2/5)

絶望的な面子が揃った都知事選の投票を行い,その後全身脱毛の施術を受けてきました.
割合的には圧倒的に少ないもののそこそこ男性も見かける湘南美容外科と違い,相変わらず女性の姿しか見えませんね.まぁ私も女の恰好してますが.


施術の流れは前回でおよそ掴んでますし,初回に比べたらかなりリラックスはしてたのですが,少々想定外なことが.
施術に際しては使い捨てのショーツ(のみ)に履き替えるのですが,すみません,Tバックタイプのヤツよこされても私履けません‥.前ついてるので‥.
初回はTバックとそうでないものの2タイプから選ばされたので,ちょっと想定外でした.
結局「ごめんなさい履けません」って言って替えてもらいました.

施術中はずっと雑談っぽいことしてたのですが,

  • 「見た目に気を払いすらしない男が女の見た目をジャッジしたがるの,ぶっちゃけ腹が立つ」
  • 「そこまで言うなら男も自分の見た目に気を払いやがれ」
  • 「見た目に気を使う男の人が好き」
  • 「イケメン最高」

とかいう会話してました.
あとはトランス絡みのネタ.「スカート履いたことはない」ってのはやはり「意外」という扱いをされやすいようです.

施術自体は一時間強.かなり短いですよね.
初回では結構長引いたムダ毛の刈り取りが割と短かったというのも大きかったかな.


次回の施術は最低でも1.5か月おいてからとのことでしたが,日程が上手く折り合いつかず,結局9月末になりました.
その次は2か月程度の間隔を空ける‥とのことなので,年内には施術は終わらなそうです.

髪を切る

前回髪を切ってからひと月半放置したところ,わりと無様に伸びてきたので髪を切り整えに行きました.
前髪を除けば後ろの部分だけ形を崩す格好で伸びていたので,アドバイスに従いサイドなどまだやや短い部分に合わせることに.結果的にボブになりました.

あとは,髪が伸びてきたのでそれに合わせたお手入れやセットの仕方のアドバイスを受けておきました.
何せ伸ばすのは初めてですし,そのあたりの心得はさっぱりわからないのですよ.
とりあえず,「短かったときの癖でがっちりセットする,たとえばワックスを使って固めたりするのは避けたほうがよい」というのはしっかり頭に入れておきましょう‥.

で,どのようなアイテムを使ってケア・セットするのかがやはり見当がつかなかったため,一応おすすめのアイテムをサロンで購入しておきました.
若干‥というかかなり高かったのですが,まぁ髪はパス度直結ですし,ここまで伸ばしたことがない以上うっかり無様になりかねないのも怖いですし.

ジェンクリにて

ジェンクリに日常経過報告とホル注を行いに行ってきました.

ホルモン療法の開始が承認されたことで当面特にすることはなくなりましたから,ジェンクリでの出費等もある程度落ち着くと思われます.臨時の出費で思い当たるものといえば,もし必要になれば臨時に診断書を書いてもらうこともあるかな程度ですね.
ちなみに,毎回支払う金額は精神分野とホル注で合計3000円ちょい.これが月2回.これに加えて定期的な血液検査.これが当面のジェンクリでの定期的な出費となるものと思われます.
最終的にはSRSまで行う・行わざるをえないと思われますし,その段階ともなればまた話は違うと思われますが,まぁこれは今考えることでもないでしょう.


お約束の日常報告はこんな具合.

  • 先生「いい声をされてますけど,ボイトレとかは‥」
    • すみません,してません.高めの声をキープするよう意識してはいますがその程度です.
      親曰く「声変りが中止されたんじゃないか?」だそうです.
    • それでパスってしまうわけだから,不思議ながら有難いことです.ただ,出せる音の幅にかなり難があり,歌えません.
  • 性別を自分から告げる(含身分証の提示),施設利用*1の点から悟られる,うっかり喉仏をさらけ出すとかでもしない限り,かなりの高確率で女扱いになってる感がある.ただ,なぜパスってるのかさっぱりわからない.
    • こと,以下はネタ度含め面白かった例.
      • ある人曰く「MtF*2の方ってボイトレが大変そう.声でどうしてもそれとわかってしまいます」.
        ‥えっと,あなたの目の前にいてあなたに女扱いされてる人,扱い上はそのMtFなんですが.
      • 「私もLGBTの中に含まれる」と言ったところ「LかBか」という話になり,Tがガン無視.
      • スーツを作るに際し「背が高いし男性用スーツでもたぶん着れる」って言ってみたら「体からいって無理がある」と思いっきり否定.
    • 先生が言うには「男らしさを感じる特徴がそれこそ背の高さくらいしかない,それも『いてもおかしくない』レベル(要約)」だそうで.なるほど.

今回は報告する内容は少なかったけど,まぁ何か変わったことが起きたわけでもないからねぇ‥.

*1:会社では男性用設備を利用している.

*2:実際にはもうちょい別の言い方だったけど.

女で生きる

ちょっと気になった日記が.

ringoce.hatenablog.jp

私自身,かれこれ半年以上フルタイムで女の恰好をしてて気になったことがあったので書いてみる.


痴漢

日記がそれについて触れている都合上一応触れておくと,「それと非常に疑わしい行動は複数回受けたが,確信というには至らない*1」.どちらかというと,男時代に酔っ払いから受けた行動のほうが「もろ」でしたね.
ただこれ,きまってあまり体調が良くないときに狙い撃ちするかのようにされたのが不愉快極まりなかったのですが.

ただ,最近はそう受けてはいないですね.通勤時間がやや遅めの電車がやや空いた時間にずれ込んだほか,「乗り換えが便利」という理由で女性専用車輌を使用する機会が増えた*2というのもあるかもしれません.

「絡まれる」

私にとってはこちらがより問題なのですが,電車内などで男から絡まれたりする事態が男時代と比べると明らかに増えています.
不快である以上強気で対応しますが,決まって鳩が豆鉄砲食ったような顔をするのはつい笑ってしまいます.「女相手だから大丈夫」とでも思っているのでしょうか.

まぁこれは,並大抵の男程度には背がある・「身体は男だ」という変な自信があるせいかもしれません.少なくとも,生まれながらにして女だったなら,恐怖などでここまでの対応は取れなかったと思います.
とはいえ,強気の対応も好ましいとは言えませんよね.いざ喧嘩になったら勝てる見込みは皆無ですし.

ともあれ,「女になる」というのは,少なくともこういう意味においては「男から軽くみられる」ということになるのだと思い知らされた感はあります.正直不快ではありますが‥.


あ,日記で触れられている「いくら女装に熟達しても男性的な小汚い部分は必ず残る」ということは日々思い知らされています.

これについては,

  • 可能であれば除去する.
    たとえば体毛や髭などですね.これらは永久脱毛した・してますし,将来的にはですが,少なくとも男性器まではその対象となるでしょう.
  • 除去しきれないものだが隠せ,目立たれると不都合なものは隠す.
    現在時点での男性器・喉仏などはこれですね.喉仏がさほど目立たないのは救いでした.
  • 利用できるものは利用する.
    背の高さなどがこれにあたります.「スタイルいい」って褒められるのは嬉しいものですよ.
    まぁこれは同時に細身・華奢であったからこそできた真似かもしれませんが.
    • 同時に,それに合わせた服装・行動をとる.
      私の場合は,「女らしい」キャラクタは捨てて,背が高く・威勢が良い・「男っぽい」「恰好いい」キャラクタを作ってます.強引なのですが,「そういう人」で通ってしまえばそれでよいのです.
  • 無視する.
    (背が高ければそんなものかもしれませんが)手などがちとごつい・足が大きめな点がこれ.大丈夫, このくらいの身長の女の人なら割とそんなもんだったりします.

私の対応はこんな具合.まぁ私の場合は女装っていうよりは,「(元があまり男っぽくなかった人が)女性として生活する」ためにやってるので,そのあたりの考え方はおそらく大きく異なるものかと思います.

*1:したがって特に何かしたわけでもない.

*2:乗っても問題が生じないならば,楽なほうを選ぶ.