ある日のわたしの日記

misora05のブログ本館.ネタは乱雑.

あれから1年

ジェンクリにはじめて行ったのが,去年の9月30日でした.
それからおよそ1年が経過したこととなります.

今から考えると不思議な話ですけど,当時の私は「何とか男として生きることはできないか」と考えて,もがいていたんですよね.
‥結局,無理だったのですが.

それにしても,1年でここまで変化が起きるとは思ってもいませんでした.
人間やればできるもんですね.


今回は通院から1年経過後とあって,今後の治療内容の確認が主体となりました.
この一年で見た目が変わったにもかかわらず,むしろ,身体的な性別・書類上の性別などに対する嫌悪感はなおさら強まるざまでしたし,方針は変わらず,SRS&戸変まで完了させる見通しである旨伝えておきました.
嫌悪感に一定程度ケリがついたなら,それらにこだわらずそこで終わりにしてもいいんですが,正直それは絶望的な望みにしか思えません.
それに,見た目が順調に変わるにつれ,日常生活上不便な点が目立つようにもなってきましたし‥.

先生がいうには「生活も順調に送れているようだし,このまま続ければSRSに必要な意見書も出せるでしょう」とのこと.
外見錠の問題はある程度クリアになっているようですし,周囲との関係・RLEその他の問題にもある程度ケリもついていることですし,そうなると,問題は事実上費用の一点に絞られたわけですかね. あと時間(休暇)か.
なんというか,事前に想像していたよりはずっと順調です.

そういえば今回,緊急で出社した帰りということもあり,スーツでジェンクリでしたねw
「格好いい」と言われるのはやはりうれしいものです.


その後,恒例のホル注.あと今回は血液検査でした.
そうそう,新しい看護師さんが来てました.今後ともよろしくお願いします.

いじょ.

全身脱毛(3/5)

行ってきました.これで5回中3回目ですが,どこまで減るんでしょう.

ちなみに,2回終了後時点では一応,剃毛を行う頻度を下げることができた‥くらいの効果はあったのですが,際立った変化というほどでもなかった気がします.
まぁ,体毛自体,脚・脇・顔(後二者は既に脱毛済み)を除けばある程度薄かったうえ,ホルモン治療・すでに光除毛器をある程度照射していたことがそれに輪をかけた格好になっていたため,「わかりづらい」のも仕方ない気はしますけどね.別なクリニックでも「腕(の体毛)が薄いので,そちらは効果が分かりづらいかもしれない」って言われてましたし.

あ,そうそう.そのクリニックで初めて男性(客)の姿を見ましたw
私含め,女の格好した人しか見たことない状態だったのでちょっと斬新だったかも.

次回は3か月後‥らしいのですが,3か月後がちょうど年末年始&既に設定済みの予定と衝突しているため,年明け8日の施術となりました.
次々回(最終)はさらにその4か月後だそうなので,かれこれ1年ほどかかることになるようです.
意外とかかるんですね,時間.


なお,色々用事を片付けていたところ髪染めは時間不足でできませんでした.
あした,退社後5分で最寄り駅に着けば受けられる可能性あるんですが‥.頑張ってみよう.

美容室へ行きましょう

2か月ぶりに美容室に行きました.

髪もずいぶん伸びてました.
本当はもうちょっと早くに行けばよかったのですが,なんだかんだ行く機会を逃しまくってこのざまに.
後,前回の髪染めから結構時間も経ってるので,そろそろ染め直しも必要な頃でしたし.

ところが,よりにもよって京王線の人身事故に巻き込まれ,髪染めの締め切り時刻を超過してからの到着になってしまい,髪染めは明日に繰り下げになりました.無念.

髪はいつも通り,前髪および後ろの伸びすぎた部分だけ切り,あとは全体的に形を整えるだけでした.
いま後ろの髪が襟に引っかかって変な形に跳ねられてしまう状態,セミロングに差し掛かった程度ですし,辛抱辛抱‥.

それにしても,この程度まで伸びると「何をしても髪が真っ直ぐ・ぺたんこになる」っていう癖は有難くなりますね.
短いうちは「何をしてもボリュームが出ない」って具合だったのですが,このくらいになると「整える手間がない,矯正とか必要もない」とかメリットが目立ってくる気がします.


明日はちゃんと染めに行きましょう.
予定としては,スーツに合うようやや暗めにするつもりです.

日常報告

恒例のジェンクリでした.1.5時間ちょいは待ったと思いますが,連休前は混みますね,本当に.


  • 「しばらく前からノンカムで女子トイレ使うことになったのだけど,正直怖い.たとえば喉仏とか,うっかり漏れた声とか,カモフラージュできてないんじゃないかとか思ってしまうと不安でたまらない」
    • まぁこれ,いつかは通らなければならない道だったとは思うんですけどね‥.
    • 喉仏については「あまり目立ってないとは思う」らしいのですが,(別な場所で)何も考えずに一気飲みかましたら性別バレする要因になったことがあるので,まぁ不安なんですわ.
  • 「目立って邪魔と言えば,下のアレ*1が邪魔で仕方ない.パンツスタイルを好むので猶更.その点,スカートは楽なのかもしれない」
    • あわせて,「実はスカートは一着も持ってない,履いたことすらろくにない」って白状したら「意外でした」とか.やはりか‥.
    • スーツは全部パンツで揃えましたし,私服もパンツばかりなんですよ.しかもスキニーが好みでして.
      ええ,突起物があれば,カモフラージュミスれば目立ちますよね.まして股上浅いデザインのものなんて夢またの夢.正直悔しいです.
  • 「金曜夜の夜勤,更衣室の利用に問題が生じていたため『どうしようか』と尋ねてみたところ,別室対応になった.」
    • ま,よくあるパターンですね.もっとも私の場合は,「女子更衣室使わないか?」という話を自分から蹴ったうえでこうなったのですが.

まぁあまり大したことは起きていません.そのほうが良いんですけどね.

次回は血液検査です.値,どんな具合かなぁ.

*1:男性器ね.

現状報告

いつもの現状報告とホル注受けてきました.


  • 「会社での面談*1の結果,1フロア下の女子トイレを,カミングアウトなしで使うことになった.」
    • 別部署の人員が次々増員されていることを考慮すると,私が男子トイレにいるのはやはり問題だということになったらしいです.
      たしかに彼らと複数回トラブりかけてますし,別フロアに応援に出たときは「なんで(私)さんが男子トイレにいるんですか?!」って食って掛かった人がいたらしい上,面談にあたった当人もトイレで鉢合わせたとき「驚いた」と述べていましたし.こうなった以上仕方ないのかな.
    • なお,1フロア下という対応になったのは,当の私が「昔の私を知っている人がいる中で女子トイレは使えない」と強く言ったため.当事者としては珍しいかも.
    • ノンカムってのは,そもそも別会社も入ってて話のしようがないということ,話したら却ってよくない(拒否でもされたら困る)という事情によるようです.
    • 先生の反応は「それでよいと思います(ようやくですか)」っていう具合.まぁ,たしかに頑固になってたところはある.
  • 「ただ,ノンカムってこともあり,『バレたらどうなるのか』とか思うと正直怖い.会社の女子トイレに『不審者が出た』って騒ぎが最近起きたばかりですし.」
    • 「別拠点にヘルプに出てもらうこともあるかもしれない」と当面談で言われたこと,および,別会社も入ってるフロアの設備をノンカムで使っちゃっていい,とされたことからみるに,そうそうバレないとは思われたのでしょうが,不安なものは不安です.
      実質,「絶対バレないようにしろ,バレたらうまく取り繕え」ですからねぇ.
    • 先生曰く「いや,大丈夫でしょう」とのことらしいのですが.
      まぁ,プライベートではすでに女子トイレの使用に切り替えているので「何を今更」なのかもしれません.
    • なお,「不審者」云々の件は,当初「トイレ」としか伝わっていなかったせいもあり,「男子トイレにいた私が不審者扱いされた」とかなり多くの人が思ったらしいです.ひでぇw

ということでまぁ,メンタル的な意味で結構疲れてます.
神経削れるわ,これ.

なお,次回は血液検査だったのですが,給料日前にぶつかってしまったため次々回に繰り下げてもらいました.すみません.

*1:定期的に全員が受ける.私の事情は関係ない.

ジェンクリです!

天気は不安定でしたが,ジェンクリです.


恒例の現状報告です.

  • 「二つ目の仕事は去年9月末に始めたけど,惜しいことしたかも.もうちょい遅らせたら女採用の可能性もあったわけだし.」
    • まぁ正直,ここまですんなり女の見た目に持って行けるとは思っていなかったので,嬉しい誤算ともいうべきか.
    • 二つ目の仕事については,こと健康上・体力的な問題から,「そもそも必要なのか?」 とも言われましたが,現在性別移行に伴い慢性的に金欠であること・一つ目の仕事のバックアップ,など考えるとキープしといていいかなと.
      いざとなったらそっちを女として働くって手もあるし,選択肢を増やしておくに越したことはないでしょう.
  • 「東京に来ていた母と会ってきた.母が言うには『手術にかかる負担が大きいのは承知だが,性別まで変えてしまったほうが不便が少ないのではないか』とのことらしい.」
    • 一応母の話をすると,「元々興味関心があったが,身内に当事者がいる状態になってしまったため,改めて詳しく調べてみた.このため,やたら理解がいいうえに正確」という状態.
    • とりあえず,家族の多くが元々「性別」ってのに大してこだわりがない,むしろ性別でいちいち取り扱いを必要以上に変えることは嫌っている.したがって性別を変えることにも抵抗がさっぱりない,ってのを伝えておきました.
  • 「実はいま着てる服,去年の今頃すなわち男時代と大差がないw」
    • といっても,もともと中性寄りの服装を好んでいたんですけどね.単にそれが変わってないってだけで.
      まぁこのため,待合室にいるMtの中では妙に「男っぽい」服装だったりします.スカートも苦手だし.
    • ただそれでも「充分に女に見えますね」とのこと.考えてみれば,現状の身体で薄着軽装だとかえって男度下がるところもあるかな.体型とか男のそれから離れちゃったし.

いじょ.

悩み事相談的な

ジェンクリ行きました.暑すぎて死にそう.


恒例の状況報告はこんな具合.

  • 「周囲の反応を伺う限り,見た目はある程度以上には女で通る状況に持って行ったにもかかわらず,自分が女だとはやはりどうしても思えない.こと,会社でのそれがひどい.」
    「怪訝な目で見られ,周囲の男性を驚かせたり不快な思いをさせたりと,会社の男性用設備を使うのは正直申し訳ない.だが,女性用設備も,女性陣が『問題ない』というにもかかわらず,当の自分が『違う』と思ってしまい,使えないでいる.」
    • 一応,会社以外では矯正した.ただ,会社では以前の私を知られているからなぁ‥.
      周囲が「問題ない」って言っても私が躊躇してしまう.
    • 性別移行の開始に伴い一番懸念してたことがこれだったので,想像通りだったともいう.
    • 先生のほうの反応も「女子用への移行を考えていいのでは」だったので,たぶん私が一人で怯えてるんだろうけど‥.
  • 「なので,周囲が女性用設備の使用を勧め,当事者の私がそれをブロックする格好になってる.ふつう逆に思えるし,正直これって珍しいような‥」
    • やはりというか,珍しいパターンのようです.
    • でも,「女だ」って自信もって思えないんだよ本当.

とはいえ私は結局X:無性だしなぁ.
きついです,色々.自分の性別に自信持ちたい.