女で生きる
ちょっと気になった日記が.
私自身,かれこれ半年以上フルタイムで女の恰好をしてて気になったことがあったので書いてみる.
痴漢
日記がそれについて触れている都合上一応触れておくと,「それと非常に疑わしい行動は複数回受けたが,確信というには至らない*1」.どちらかというと,男時代に酔っ払いから受けた行動のほうが「もろ」でしたね.
ただこれ,きまってあまり体調が良くないときに狙い撃ちするかのようにされたのが不愉快極まりなかったのですが.
ただ,最近はそう受けてはいないですね.通勤時間がやや遅めの電車がやや空いた時間にずれ込んだほか,「乗り換えが便利」という理由で女性専用車輌を使用する機会が増えた*2というのもあるかもしれません.
「絡まれる」
私にとってはこちらがより問題なのですが,電車内などで男から絡まれたりする事態が男時代と比べると明らかに増えています.
不快である以上強気で対応しますが,決まって鳩が豆鉄砲食ったような顔をするのはつい笑ってしまいます.「女相手だから大丈夫」とでも思っているのでしょうか.
まぁこれは,並大抵の男程度には背がある・「身体は男だ」という変な自信があるせいかもしれません.少なくとも,生まれながらにして女だったなら,恐怖などでここまでの対応は取れなかったと思います.
とはいえ,強気の対応も好ましいとは言えませんよね.いざ喧嘩になったら勝てる見込みは皆無ですし.
ともあれ,「女になる」というのは,少なくともこういう意味においては「男から軽くみられる」ということになるのだと思い知らされた感はあります.正直不快ではありますが‥.
あ,日記で触れられている「いくら女装に熟達しても男性的な小汚い部分は必ず残る」ということは日々思い知らされています.
これについては,
- 可能であれば除去する.
たとえば体毛や髭などですね.これらは永久脱毛した・してますし,将来的にはですが,少なくとも男性器まではその対象となるでしょう. - 除去しきれないものだが隠せ,目立たれると不都合なものは隠す.
現在時点での男性器・喉仏などはこれですね.喉仏がさほど目立たないのは救いでした. - 利用できるものは利用する.
背の高さなどがこれにあたります.「スタイルいい」って褒められるのは嬉しいものですよ.
まぁこれは同時に細身・華奢であったからこそできた真似かもしれませんが.- 同時に,それに合わせた服装・行動をとる.
私の場合は,「女らしい」キャラクタは捨てて,背が高く・威勢が良い・「男っぽい」「恰好いい」キャラクタを作ってます.強引なのですが,「そういう人」で通ってしまえばそれでよいのです.
- 同時に,それに合わせた服装・行動をとる.
- 無視する.
(背が高ければそんなものかもしれませんが)手などがちとごつい・足が大きめな点がこれ.大丈夫, このくらいの身長の女の人なら割とそんなもんだったりします.
私の対応はこんな具合.まぁ私の場合は女装っていうよりは,「(元があまり男っぽくなかった人が)女性として生活する」ためにやってるので,そのあたりの考え方はおそらく大きく異なるものかと思います.