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奥多摩散策(20150720-3)

一原バス停から川乗橋バス停へ移動.
このバス停は川苔山の登山口のひとつであり,百尋の滝への入り口でもあるため,これからも使う機会は多いんじゃないかと思う.


ところで,バス停(というかバス停の名前の由来である橋の名前)が「川乗橋」なのに山の名前が「川苔山」っておかしくない?と思って調べたところ,「川乗」のほうはどうも国土地理院地形図の誤記に由来するらしい.
そういえば,いまWebで見られる地形図の方も「川乗山」表記だった.


もっとも,きょう川乗橋で下車した目的は滝でも山でもなく,奥多摩工業曳鉄線の橋を見るのが目的だったのだけれど.
あとはこの橋を写真に撮ったあと,次のバス(約1時間30分後,奥多摩行き最終バス)が来るまでひたすら山を下りるだけ.

川乗橋~奥多摩駅

奥多摩工業曳鉄線の橋

奥多摩工業曳鉄線は地形図をみるとほとんど全区間でトンネルを走行しているようだけど,ごく一部分だけ地上に出ている部分があり,その中でもここは都道と交差しているためもっとも目につきやすい場所になっている.

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まず上流側から撮影.電線が少々邪魔.

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次いで真下・真下付近から撮影.平日はこのトロッコが動いているらしいけど今日は休日.まったく動いていなかった.

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最後に下流側から撮影.

白妙橋~地図にない道~都道

曳鉄線の橋のすぐ下まで行くと,このような結構目立つ吊り橋が架かっている.バス停の名称曰く「白妙(しろたえ)橋」.

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そしてこの橋を渡るとすぐに隧道が!(ただし,白妙橋自体は地図に載っているものの,既にこの時点で道は地図から消えている.)

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にしても,この道って何なんだろう.

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ここまで見た限りでは「遊歩道のなれのはて」と思ったけど,このあとは杉林の中を延々と縫っていく道となり,どちらかというと「仕事用の小道」という印象が強くなり,‥

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最後は妙に生活感のある場所に出てしまった.実家の田舎で裏山を歩いてたら別の家の庭に飛び出てしまった気分.ところでここは‥.

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地図を見るに大沢集落かな.
にしても急な場所.地形図上は車が入れる道もないし,うっかり火事でも起きたら大変そう.(うちの実家は棚に上げて――あそこもうっかり火が出たら消防車は来れないな.)
どんな集落なのかは気になったけど,歩き回ったあげくうっかりバスを逃したら面白くないし,素直に都道に戻ることに.

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で,都道に戻って来た道を振り返る.
地図にない道を抜けた結果,おそらく写真左中央やや上側の部分に出たと思うんだけど,‥なんて場所だ.

ひたすら奥多摩駅をめざす

バスが来るのを待ちつつ奥多摩駅への都道をひたすら歩く.道中こんな場所を見つけた(先ほどの小道と違い,これは地形図にある)のでちょっと下りてみたところ,

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またも吊り橋!この吊り橋もどうやら生活道路,これは対岸に見える家への道になっているっぽい.

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えっと,これは個人用モノレール?すごく乗ってみたい.

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そして,ひたすら歩いていたらついに見えてきた大氷川要塞(じゃなくて奥多摩工業氷川工場).バスはまだ来ないけど,これが見えたなら駅までは充分に歩いていけますね‥.
そういえば写真手前側に廃橋らしきものも見えた.行けるのかな?これ.

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しかし,ここまで来てついに空が夕暮れ色に!
懐中電灯は当然持っているとはいえ,真っ暗な道はちょっと,ね.ここだと車が怖い.

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霧やもやも夕暮れ色に染まっていた.これは綺麗.だが急がねば‥!

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ただし奥多摩工業氷川工場の写真はちゃんと撮る私.
ところで,地形図的にはこの工場中かごく至近距離を点線道路がもろに通って奥の集落へ続いている(しかも曳鉄線の起点付近の地上部分をかすめている)みたい.なにそれかっこいい.
ま,もう真っ暗だしこれも次回以降の課題かな.


そして奥多摩駅まで結局徒歩で帰還.バスは結局,私が最後に都道を外れたときに通り過ぎてしまったっぽい.



日原周辺って地形としてみればたしかに険しいけど,人の生活感が確かにあるうえ工業開発もされており,「人の手が多数入っている険しい地形」だというのが結構面白い.
岩手とかでも険しい地形はたくさんあるけど,あちらの険しい地形はそもそも人が住んでないか,はるか昔に放棄されたかで,どちらにせよ生活感が皆無なんだよね.