女性ホルモン等体験体感記(8;プエラリア・ミリフィカ)
こんどは前回の続きでもなんでもないよw
(一応前回)
これは書こうかどうか迷ったけど,一応使ったことがある都合上,メモついでに書き残しておくことにしましょうか.
プエラリア・ミリフィカ編
まぁその,超有名どころではありますよね――医薬品ではなく,サプリメントとして.
純女さんが飲んだ結果としてさまざまな副作用が起きた・起きていることは話題に新しいところではありますが,MtF的には率直に言って,これらは「フライング」の範疇にも入らないほど穏やか‥というか「非常に弱い」シロモノだと思います.
‥なにせ私らの身体には卵巣――女性ホルモンを産出する器官――がなく,代わりに,忌まわしい男性ホルモンを産出する器官が付いていますからね‥.
とはいえ.
一応使ったことがある都合上,メモついでに書き残しておくのも,まぁ悪くはないでしょう.
Amazonより(1)
まずは超無難なところで,DHCさん.
「プエラリアミリフィカエキス末30mg」とまぁ,割と大人しいですね.
その割に値段がたっかいので使ったことはありません.すまぬw
Amazonより(2)
この辺りになると,あまり大人しくなくなってきますね.右が300mg・右が50mg.
ただ,コスパ的にも割と優しいので,選ぶならDHCなどよりこちらを選びますね,私は.
ところで,右は「業務用」らしいんですが,「業務用 プエラリア・ミリフィカ」っていったい何なんでしょうかw
前はAmazonでももっと取り扱いがあったと思うんですが,先述の「副作用」のためか,取り扱いはめっきり減ってしまいましたね.
ということで,個人輸入w
国内での取り扱いが減ったなら,個人輸入に頼ればいいじゃない!
値段自体も,実はそこまでAmazonで買うのと大差なかったりするんですよね.
右上から順に,
- 100錠入り;500mg/2T
- 60錠入り;100mg/1T
- 100錠入り;85.5mg/1T
- 60錠入り;180mg/1T
こんな具合らしいです.
値段と相談してお好みのものを選ばれてみては?
所感
ぶっちゃけ,これらは純女さん用,よくてSRS・除睾後の商品だと思います.
もしあなたが「女性化」を望むのなら,素直に「エストロモン」あたりから入るべきでしょう.
‥御守りついでに飲むのもいいかもしれませんが,これ単独では男性ホルモンの威力に勝てるものではありません.
ただし,SRS後に試したことはないので,こんど改めて試してみようかな‥とは思います.
本編へ戻ろう
女性ホルモン等体験体感記(7b;卵胞ホルモンのセット)
前回の続き.
前回書いた通り,卵胞ホルモンと黄体ホルモンのセットを買っていると,私のペースでは黄体の方が大幅に余ることになりました.
そこを補うため使ったのが,卵胞ホルモン剤と別な卵胞ホルモン剤のセット.
以下はそんなセットの紹介になります.
卵胞ホルモン + 卵胞ホルモン
私のよく使っていたショップだと,このような組み合わせ商品もいくつか用意がありました.
そして,これが都合のいいことに,「黄体ホルモンが余る期間のラグを埋めてくれる」という状態になっていました.
プレモン1.25mg × 1箱 + クリマラ50・プレモン1.25mg × 1箱 + クリマラ100
ということで,私は以下のようなセットを愛用していました.
- 「クリマラ」4枚(なお,私が使用したのは専ら「クリマラ100」),
すなわち週1枚・休薬なしという私の使用ペースでは1か月分. - 「プレモン1.25mg」1箱(56錠),1日3錠という私の服用ペースでは約18日分.
イメージ写真が似てますが,左がプレモン1.25mg × 1箱 + クリマラ50,右がプレモン1.25mg × 1箱 + クリマラ100ですねw
これでだいたい1か月半を賄えるため,後の半月は適宜「エストロモン」などを使う‥とか,そういうペースが安定していました.
プレモン0.625mg × 1箱 + クリマラ50・プレモン0.625mg × 1箱 + クリマラ100
「クリマラ」4枚・「プレモン0.625mg」1箱(56錠)のセット.
これもイメージ写真が似てますが,左がプレモン0.625mg × 1箱 + クリマラ50,右がプレモン0.625mg × 1箱 + クリマラ100ですねw
「プレモン」が,私の摂取ペース(1日6錠)では9日程度しかもたないため,使ったことがない組み合わせですね.
ただ,最近「クリマラ」系の商品が頻繁に在庫切れを起こしているため,在庫があるなら「『プレモン』はおまけ」と割り切って買うのは充分ありだと思います.
女性ホルモン剤なんて,あればあるだけ使いますし,災害時などを考えるとストックがあるに越したことはないですからね.
所感
これら二者のうち,約1か月半を賄える都合上,前者が非常に便利なのでよく使っていましたが,最近は「クリマラ」の在庫切れが多いようですね.
いずれにせよ,見かけたら「チャンス!」と思って買ってしまった方がいいかもしれません――「クリマラ」は使い勝手がいいですからね.
つづく
アレグラ・ジェネリックを個人輸入した話
つづきの話になります.
花 ☆ 粉 ☆ 症
前回,私は花粉症対策として「ザイザル・ジェネリック クレブロス 5mg」を購入しましたが,花粉症の薬って向き・不向きがあるんですよね.
たとえば,「『ザイザル』は眠気が出るが,『アレグラ』は眠気が出ない」とかそういった具合で.
なので,アレグラ・ジェネリックが出ていないかも一応探し,入手しておくことにしました.
花粉症の薬,下手すると秋にも使う羽目になりますからね.
アレグラ・ジェネリックの個人輸入!
はい,こちらも目的のブツはしっかりあったので,見事安くなりましたw
アレグラ・ジェネリック フェクサディン 120mg
日本で流通している「アレグラ」は60mg・1日2回服用なので,半分に割って服用することになります.しかも都合の良いことに,3箱購入するとピルカッター付き.
んで,1箱20錠入りなので,これは1箱でおよそ2/3か月もつ計算になります.
これで1箱約1150円.私は例によって余裕を見て3箱(2か月分)買ったので,セット価格で割り引かれて約2100円.
国内のドラッグストアで「アレグラ」等を買うよりはずいぶん安く済みますね.
これで足りない人は,‥
アレグラ・ジェネリック フェクサディン 180mg
こんなのもありますね.180mgなのでこちらは3分割して,1日に2/3錠を飲むことになります.
こちらも1箱20錠入り.単純計算で1か月はもつ計算になりますね.
こちらは1箱約1300円,2箱買えばセット割引で約1900円,3箱で約2300円.先述の120mgよりもさらにお得感あります.
‥が,問題は3分割の方で.
2分割は意外と楽なんですよ.爪で「ガッ」ってやると,意外と簡単に割れてしまう薬って多いし,これは3箱購入特典としてピルカッターが付いてくるし.
でも3分割は‥
そう考えて,私は前者を購入しました.
花粉症で苦しんでいるとはいえ,そこまで重篤でもないですからね.
ある日の朝から夜まで,そしてららぽーと立川
朝
今日もあまりよく眠れず朝がきました.空は――電柱でごちゃごちゃした住宅地の空は朝色に染まっていました.
この時間の,「なにもかもが影にみえる景色」が好きなのは私だけではないと思います.
近所の多摩川と中央高速道も朝色に染まっていました(この撮影中に中央高速道のナトリウムランプが消えた).
多摩川からは微かに川霧が立ち上っています
ららぽーと立川
きょうはららぽーと立川にショッピングデートの約束でした.
シャボン玉であそぶこどもたちが可愛かった.わたしも一緒に混じってシャボン玉を割っていたのは内緒w
自分ではたぶん買わないような下着を買ってもらって,「作業服」とも言われた(実際一瞬そう見えたし,私は「国民服」って言ってたw)ワンピース,そしてプレゼント用のスタジオジブリの・トトロのマグカップを買って,お食事をしてきました.
帰路にて
立飛橋をわたる多摩都市モノレールの車輌.
そして日野橋近くのマンション.窓の光の数だけ暮らしがある.
女性ホルモン等体験体感記(7a;黄体ホルモン+卵胞ホルモンセット)
前回の続き.
前回書いた通り,黄体ホルモンは単独では「女性化」に貢献しません.卵胞ホルモンとの併用が必須となります.
ただ,私は黄体ホルモンの効果に比較的懐疑的だったこともあり,単独での購入というのは実はやったことがなかったりします.
では,どうやって買っていたかというと,「卵胞ホルモン剤とのセット販売になっていたときで,格安だったときにまとめて買った」ですね.
以下はそんなセットの紹介になります.
卵胞ホルモン + 黄体ホルモン
私の使っていたショップで以上の組み合わせを購入すると,私の使用ペースでは比較的卵胞ホルモンの方が早めに消耗し,黄体ホルモンが余る具合でした.
そこで,その間を補うように卵胞ホルモン剤を購入する――そんなペースを作っていました.
そこでよく組にされていた黄体ホルモンがマレフェMTF.
私が黄体ホルモンとしてマレフェMTFをよく使っていたのにはそういう事情もあります.
マレフェMTF + クリマラ50・マレフェMTF + クリマラ100
「クリマラ」4枚(なお,私が使用したのは専ら「クリマラ100」),すなわち私の使用ペースでは1か月分に,「マレフェMTF」1箱(100錠)のセット.
私は後者は半分に割って1日1錠ペースで消費していたので,後者は約3か月で消費する計算になってました.
つまり,約2か月分黄体ホルモンの方が余る計算になりますね.
その期間を補うためにとっていた方法は後述します.
プレモン0.625mg × 2箱 + マレフェMTF・プレモン1.25mg × 2箱 + マレフェMTF
「プレモン」2箱(合計112錠)と,「マレフェMTF」1箱(100錠)のセット.
これ,私の服用ペースでは事実上選択肢が後者しかないんですよね.というのも,
- プレモン0.625mg × 2箱:1日6錠服用ペースだったので,18日ほどしか持たない.
- プレモン1.25mg × 2箱:こちらは1日3錠服用ペースだったので,37日は持つ.
こんな具合でしたから.
ただ,どっちみち約2か月分黄体ホルモンの方が余る計算になりますね.
プレマリン(ニュージーランド版・アイルランド版) × 2箱 + マレフェMTF
「プレマリン」2箱(計56錠)と,「マレフェMTF」1箱(100錠)のセット.
前の「プレモン」とのセットに増して扱いが面倒になる――黄体ホルモンが大量に余る――ので,この組み合わせは使ったことがありません.
所感
これらの組み合わせの場合,大抵は黄体ホルモンの方が余ることとなります.
これを補うために私が主に購入していたのが,卵胞ホルモン剤 + 卵胞ホルモン剤のセットでした.
これについては後述します.
女性ホルモン等体験体感記(6;黄体ホルモン編)
続き.ただし扱う内容は少々変わります.
おそらく皆様ご存知かと思いますが,「女性ホルモン」というと以下の二種がありますよね.
- 卵胞ホルモン
- 黄体ホルモン
これらのうち,いわゆる「女性化」にもっぱら貢献するのは前者の卵胞ホルモンになります.
いままで見てきた薬品類も,すべてその類になります.
今回見ていくのは後者,黄体ホルモンの群になります.
黄体ホルモン
これについては,いわゆる「女性化」に貢献するかについては正直「諸説入り乱れている」というほかない状態なんですよね.
「効果がなかった」という人もいれば,「胸が大きくなった!」という人もいる,悪い例では「病んだ」という具合で.
ちなみに,ジェンクリで黄体ホルモンを注射に加えるときに受けた説明では「抗男性ホルモン効果に期待する面が大きい」とのことでした.
プロベラ 5mg・プロベラ 10mg・プロベラ 100mg
先発医薬品にあたるのがこちらのプロベラですね.
有効成分はそれぞれメドロキシプロゲステロン5mg・10mg・100mg.
私が黄体ホルモンを使い始めた頃には下のジェネリック医薬品が既に発売されていたので,これ自体は使ったことはないんですが,下のジェネリック医薬品は10mgのものしかな一方,こちらは5mgのものもあって,扱い自体は楽な面もあるのでないかと思います.
というのも,10mgは1回の服用量としては多すぎるんですよね.どうしても割って飲む必要が出てきてしまうのです.
ん?100mgはどこ行ったかって?
‥わかりました,一応掲示します
でもこれ,存在自体忘れていいと思いますよ?だって使用方法が,
通常成人1日2.5~15mg(0.03~0.15錠)を1~3回に分割経口投与する。
どうみても狂気の沙汰じゃないですか.
こういう場面で使うのが適切な表現なのかはわかりませんが,これを丸々飲んだりするのははっきり言って「オーバードーズ」の部類ですよ,正直*1‥.
マレフェMTF(MalefeMTF)
‥えっと,率直な第一印象を言いますね――「凄い名前だなおい」w
同じ感想の人は多かったんじゃないかと思いますw
有効成分は1錠あたりメドロキシプロゲステロン10mg.
ただし,この量では1回の服用では多すぎる感があるので,私は半分に割って1日2回服用していました.
効果は,‥あったんでしょうかねぇ.おまじないに近い感じで飲んでいました.
なお,私の胸はいまもぺったんこである旨明記しておきます‥
プロベラジェネリック(Meprate)
いまこの記事を書いてて存在を知りました.これは私が使ってた頃には扱いがなかったかな?
プロベラのジェネリックで,有効成分は「マレフェMTF」と同じく,メドロキシプロゲステロン10mg.
値段をみると「マレフェMTF」より安いんですね.
なので,今もし単体で買うとするならこっちを選ぶと思います.
所感
黄体ホルモンの効果としては冒頭でも書きましたが,ジェンクリで受けた説明「抗男性ホルモン効果に期待する面が大きい」というのが最も確実なところなのでしょうか.
実際,SRS後に同じジェンクリにホルモン注射に行ったら,卵胞ホルモン(プロギノン・デポー)だけになり,黄体ホルモンは外されてしまいましたし,病院を変えて婦人科に行ってみても,やはり黄体ホルモンは外されてましたし.
一応後者で「黄体ホルモンは?」と訊いたら「要らないでしょう」という反応でしたし.
なので,個人的には「おまじないとして飲んでおくのもアリかもしれないけど,必須ではない」という印象でしょうか.
GW休暇(女性ホルモン投与間隔)対策を打った話
女性ホルモンの投与のためにいつも通っている婦人科に行ったところ,GW休暇の予定が出ていました.
私のホルモン注射の周期も,まぁ見事それに巻き込まれていました.
えっと,単刀直入に言って,改元とか10連休とかクソですね.
さしあたって,その期間を何か別な方法で補う必要が出てきました.
病院のドクターや看護師さん曰く「タイミングを少々ずらせばいい」だそうですし,まぁ実際そうなんですが,いままで使ったことがないホルモン剤を試してみるのも,まぁ実験的で悪くはないでしょう.
中容量ピルを試そう!
ということで,「プラノバール」という中容量ピルのジェネリック・オブラル G (OVRAL G)を買ってみることにしました.
含まれているのは,卵胞ホルモンとしてエチニルエストラジオール 0.05mg,黄体ホルモンとしてノルゲストレル 0.5mg.
前者は昔飲んでた「リノラル」(現行品は「エチニラ」)と同程度なので,それと黄体ホルモンを一緒に飲んでた頃と使用感は近いでしょう――今はSRS後だけどな!
使用感はまた今度改めて.
中容量を選んだ理由ですが.
一応,低用量ピルとか試してみようかなとも思ったんですが,当たり前の話しながら,私の身体って女性ホルモンの生成能力は皆無なんですよね.
なら,低用量を使うメリットってないんじゃないの?って思ったんですよね――アレはある程度女性ホルモンを生成できる人向けなんじゃなかろうか?と.
その点,これは対応している症状に「卵巣機能不全」が含まれているので,私にもよりマッチするだろうと.
私の身体の状態をあえて言うならば「卵巣欠落症状」とも言いえますからね*1.
*1:実際,そういう診断名・名目で女性ホルモンの投与を行うこととなる.