ある日のわたしの日記

misora05のブログ本館.ネタは乱雑.

2017初のジェンクリです.

新年最初のジェンクリでした.
想像はつきましたが,めっちゃ混んでましたね.


主に話したのは,年末年始に親の実家に行ってたこと・それと合わせて親族と会ってきたということ,さらに,法事があったのでしっかりレディススーツで行きました,ということ.
親族からもきっちり認知されてるということ,「昔から『それ』を疑わせることもあったし不思議じゃなかった」と言われたこともきっちり伝えておきました.

あとまぁ,「レディススーツなどが,なぜか私が一番似合ってる扱いだった」ということも.
仮に男の私が「少々短いかな‥」と言いながらも着ている服が,妹などは「肩が入らない」「細すぎて入らない」とか言ってましたし,何とも複雑なものです.

とりあえず,日常報告は「順調でした」で.


あと,今後の見通しということで,「SRS向けの意見書って,どの程度の期間のRLEが必要か?」ということも訊いておきました.
曰く,「半年から1年程度」とのこと.なんだ,もうほぼクリアしてる・クリアしたも同然じゃん.
とはいえ,1年程度では「足りない」とは自分で思いますし,お金や仕事の都合もクリアできていませんし,来年以降にしたいと伝えておきました.

いじょ.

初夢です!

お題「最近見た夢」

ふだんあまり夢のことは書かないのですが,正月早々変な夢を見たので書いてみましょう.


夢の中で私は,他の女性二名・男性一名とともにある反乱(時代も国も,反乱を起こした理由もすべて忘失)の首謀者の一員となっていました.
この四名のうち,女性二名がいわば精神的指導者,私とその男性がいわば軍事的指導者(なぜじゃ‥)でした.

いきさつは記憶の彼方ですが,この反乱は失敗に終わり,私たち四名はあえなく捕縛されました.
裁判の結果,四名揃って斬首刑の宣告を受けました.

夢終わり.


なぜ正月早々こんな夢を.ていうかいきなり斬首刑かよ!縁起でもない!
まぁ,反乱とかもろに大逆罪にあたる罪を犯し,火あぶり(女)ないし首吊り・内臓抉り・四つ裂き(男)になってないだけマシな気もしますけど‥.

うん.そういう問題じゃないな.縁起でもない.

2017年の目標です!

今週のお題「2017年にやりたいこと」

行ったことのない場所への旅行、お金を貯めて大きな買い物。学生の方は進学や就職、社会人の方は仕事で新しい挑戦もあるでしょう。未来の自分が振り返りやすいように、ブログに書き残してみませんか?

とのことですので,書いてみましょう.


やりたいことはだいたいこんな感じかな.

引っ越す.

いま住んでいる場所は東京に来てからずっと住んでいる場所なのですが,かれこれ7年住んでますし,そろそろ引っ越してもいいかなーと.
会社まで遠いですし,手狭ですし.

ちなみに,引っ越し先の候補は現在物色中なのですが,なんか南浦和方面になりそう.
会社まで京浜東北線で一本,しかも始発駅なので座っていけそうですし.
時点で金町・松戸方面かな.

SRSに向けて準備を整えておく

SRS,なんだかんだ受けたいんですけど,資金の問題と会社の問題がいまいち‥.
これ,1年程度では片付く見込みがないので,来年に向けて準備を整えておきたいかなと.

んで.

女採用されてみる

現在主要な稼ぎ頭になってる仕事,非正規ではあるし正直正規雇用に戻りたいんですが,一方,性別上の問題をほぼ解決した状態で就いているという安心感があるため,性別を変えるまではここで落ち着くのも悪くはない気がするんですよね.
なんだかんだ頼りにされているのも事実ですし.

そうなると,副の仕事を変えて‥ということにはなるんですが,SRSに向けての資金稼ぎ兼ねて,いまの副の仕事よりは収入が高めの仕事を,ここは女で探してみたいなと.
一応,見た目的にはある程度クリアになってると思うんですよね.


いま32歳なんですが,35歳までには性別上の問題を片付けて,もう少し安定した仕事に行きたいんですよ.
あと3年,されど3年.残された期間はそう長くはないんです.

大晦日

ことしは女性基準を用いると本厄でした(1984年生まれ).
そのせいかは知りませんが,この一年やたらいろんなことがありました.


会社が変わった.

新年早々,所属している会社が変わりました.働く先は変わらないままでしたけどね.
非正規ではあるものの,食っていけるだけの収入があり・ある程度必要とされており・色々「これは‥」と思うことはあるものの女の恰好で働けているあたり,そこそこうまく行ってるのではないでしょうか.

GIDという診断が下りた.

1st通過が5月下旬,2nd通過が6月上旬でしたっけ.
"X"でもGIDという診断が,それも結構スムーズに下りるものですね.

これで診断書も書いてもらえる状態にはなったのですが,改名予定がないこと・会社から提出を要求されなかったことなどから,実はいまだに診断書は持っていなかったりしますw
まぁ,「トイレで使う」とか絶対にやりたくはなかったですし,それに,必要なのは意見書でしたし‥.

ホルモン療法の開始にかかる身体治療判定会議を通過.

これが6月下旬.初回の自分史提出が去年11月だったので,およそ半年強の通院でした.
ともかく,これでガイドラインに則った治療を行うルートに戻ったことになります.

"X"なのにスムーズに通過したものだなとは思うのですが,女側にやたらさっさと移行して・やたら馴染んでたのは大きかったのかと思います.
「それ,"X"なのかな?」という疑問はありますが‥.

日常生活をおよそ女で送れる状態になった.

裸を晒すなど誤魔化しが利かない場合を除き,およそ女扱いで通るレベルに持っていきました.
これにかなり自信がついたのがだいたい6月頃だったかな.トイレの使用を女子側に切り替えたのもこのタイミングでした.

去年,男として生活していた段階であってすら女と認識されたり,初「女装」の時点でかなり女寄りの外見をしていた等,割と強い要素はあったと思うのですが,30ちょい過ぎでこれはかなりスムーズだったんじゃないかと思います.
名前が素で女で通るもので,声も地でおよそ女扱いされるレベルだったのも幸いでした.

女スーツで出勤.

私服勤務可能な職場なのですが,ここは敢えてのスーツ.会社には改めて許可をとりました.
これが7月頭から.時期的には大失敗だったかもしれないw

性別に合わせたスーツが着れなくなったことで,こと仕事面で大いに人生を狂わされた感はあったので,「着れるスーツが見つかった」ってのは大きな収穫でした.

それにしても女スーツ,格好良くて気に入りました.身体つきから見てもそう無理はなかった,むしろスタイル良く見せてくれるなどある程度は似合ってるようでしたし.
ウチの女家族を差し置いていちばん「似合う」状態になってしまったのは皮肉なものですが.

口説かれる!

「女に見えたとしても見た目雑魚だろ」と思ってたので意外ではありました.
で,実は適当な対応方法がわからないというオチ.どうしたもんでしょう.

にしても,「スタイルいい」「モデルさん?」「肌綺麗」は良く言われますね.自信持っていいのでしょうかw

性別違和,強化される‥.

さて,かなり女扱いされるようになり,見た目も変わったのですが,これで性別への違和や嫌悪が和らぐかといったらそんな甘いことはなく‥.
むしろ,男性器や「男性」という表記に対する嫌悪が,「おまえら何やってるんだよ!」という感情がなおさら強化されるざまでした.

これはどうしようもないね.SRS・戸変まで進むことになるんだろうなぁ.


来年は少しは将来に見通しが持てるといいなぁ.

親実家にて

いつもなら年末年始は,年内まで自宅にいて掃除したり疲れをとったりコミケに行ったりし,年が変わったら親実家に移動‥という日程でしたが,ことしは祖父の一周忌ということもあり,既に親実家に移動しています.

親の実家・親族には去年時点で親の口経由でカミングアウト・説明済みなのですが,その親の説明がよりにもよって,「うちの子のひとり,男だと思ってたけど女だったらしい」とかいう,説明にもなってない説明だったんですよねw
まぁ,それで「そうか」でスルーされてしまったのは幸いだったのですが.

去年は葬式その他もあって非常にごたついており,正直落ち着いて話をする余裕もなかったのですが,ことしは比較的余裕があったため,適当に話をしてました.
曰く,「昔から『それ』をうかがわせることもあったし,あまり不思議ではなかった」とか.
自分ではそう思ってはなかったんですが,色々無茶があったってことなんでしょうかね.

なお,「背が高いのに細い,羨ましい・モデルさんみたい」「肌綺麗」はここでも言われたので,ここにはそこそこ自信もっていいのでしょうかw
前者(「モデルさん」)は,道端で声をかけてきた見知らぬ男性にも言われてましたし.


うちの女家族,比較的「女らしくない」・体格もかなり頑丈で,普段から化粧もしない人が多いため,結果的に戸籍上長男が最も「女らしい」行動をとっていることになっています.見た目もそうかもしれません.
今回はスーツで行ったのですが,レディススーツが一番「似合っている」扱いされるのが戸籍上長男ってのはさすがに複雑すぎます.


にしても,「親族や家族の多大な反撥をうけ,絶縁状態になった」のような話,トランス界隈だとあまり珍しくないようなのですけど,ウチはそういうこと全くないんですよね.
この差っていったい何なんだろう.

今年最後の.

今年最後のジェンクリでした.次回は2週間後(1月7日),新年最初の土曜日です.
長期の休みが入る場合,ホルモンの投与間隔が開きうるのが問題となるのですが,今年は日付の都合上,そうはならないようでした.


主に話した話題は,やはりこないだの「アウティング」について.
確かに,以前の私を知っている人にとって私は男でしかないでしょうし,また,性別を隠すものだという考えもないでしょうから,私から「そのようなことは避けてほしい」という要求を出したことがない以上仕方のない面も大きいのですが,やはりあれはきつい.

後は,「食事に誘われた」とか「連絡先聞かれた」とか「口説かれた」とか,まぁ女性なら起こりえてもおかしくはないかなということに,実は全く対処法がわからないということ,そもそも,自分の見た目が他人にどう評価されているのかがわからないということについて.

前者については,「どうせ見た目でバレるからいいや」って状態から放置きめてた,後者は「女に見えたとしても,見た目雑魚だし」と思って放置きめてたことに起因する面が大きい気がします.
おっそろしいほどの鈍さですが,RLE開始からまだ1年もたってないレベルだし,まして,1年でここまで状態進むとか思ってなかったんですよう.

ちなみに先生にも,「移行がスムーズかつ早い」っていう反応は示されています.結局,ついてきてないのは自分自身ってことか.


一応来年初めあたりに,「SRSに必要な意見書ってどの程度で出るのか」ってのは聞いておこうと思います.
現状残されていることが,「RLEの実績を積む」→「SRS・戸変」のみなので,そろそろ視野に入れておいてもいいでしょう.

いじょ.

性別,バラされる

いまの職場で性別移行を開始したわけなので,いまの職場には私の性別上の問題はほぼ隠さず,むしろ話を振られたら答えられる範囲で話題にしてすらいます.

ただ,男時代の私を知っていることもあり,女扱いか?というとそういうわけでもなかったりします.
たとえば,男体持ち前提である質問を投げられたりとか.まぁこれはある程度仕方がないでしょう.
トイレは他社・他部署との絡みもあり,女子トイレを使わせてもらってますけどね.

また,本来,私の所属している部署だと,社外や他拠点の人との付き合いはほぼないのですが,職務上私はそうもいかず,管理職の人を除けば(ヒラとしては)かなり彼らとの付き合いがある方になります.
とはいえ,頻繁な付き合いがあるわけでもないので,彼らからは比較的女扱いされやすい傾向があります.以前の私のことは知りませんしね.


今回の問題は,その両者が集まった飲み会で起きました.

簡単に言うと「以前から付き合いのあった人が,今回初対面だった人の前で,いつも通りのノリで,私が男体持ちであることを前提とした話題を振ってきた」.
その前後であった「女らしくなった」と合わせ,「こいつ男(だったん)だぜ」って言ってるも同然です.

後者の人,戸惑ってましたよ.私のことは普通に女だと思ってたようですから.
これも居心地よくないですし,結局,私から事情を説明することとなりました.

ちなみに,彼曰く「そのような人と会ったのは初めて」とのこと.
うん,私は幻の存在じゃないよ.でもできれば,「そのような人」とは認知されないほうがよかったなぁ‥.


事情は色々あるのですが,実は私,「他人の言動で私の性別がバレる」っていう可能性は割と軽視してました.
が,今回のコレをみるに,その可能性はまったく軽視できない,むしろ非常に危険な事柄であると考えるほかないでしょう. 見た目も名前も声もパスっておきながら,周囲の反応で性別をバラされるとかやってられません.

翌日,これを「きつかった」と訴えたところ,「何故か」という質問を返されるざまでしたし,いちど改まった席でお話したほうが良いかもしれません.